ガイドライン
探しの

直行便!

The EQUATOR Network:
医療科学分野に
おける研究のための
遵守すべき
ガイドライン

by Dr. Dean Meyer, Edanz Learning Lab team

次の言葉は、私達が日頃から良く見聞きするものです。“You must follow reporting guidelines when writing and publishing your research.” (「研究論文を執筆し、出版する際は、報告ガイドラインに従うこと。」)

当然のことと思われるかもしれませんが、実際、「どの」報告ガイドラインに従うべきかご存じですか?CONSORT、STROBE、CARE、ARRIVE、MOOSE、PRISMA、SPIRIT、STARD、 AGREE、 CHEERS…アルファベットがいっぱいでどれを選んでいいかわからない!ガイドラインがこんなにたくさんあるなんて!そうお思いではありませんか?では、どのようにして自分の研究に適したガイドラインを見つけたらいいのか?

EQUATOR ネットワーク(https://www.equator-network.org/)を開いてみます。この協同(型)ウェブサイトは、世界中の医療研究で使われている報告ガイドラインの無料ライブラリーを備えた包括的組織(umbrella organization)です。このサイト1か所で、すべてのガイドラインを確認することができ、どれがあなたの研究に関係するものか見極める事が出来るのです。

では、誰がEQUATORを使うのか?ジャーナル編集者、査読者、研究者、あなたのような医師の方々です!

どのガイドラインを使うべきか?それは、あなたが実施している研究のタイプ次第です。 いくつかのタイプ別の例を挙げてみましょう。

ランダム化比較試験には、CONSORTを使います。CONSORTフローチャートは、患者の登録、割付け、フォローアップ、そして解析という流れを組み立てるガイドになります。CONSORT チェックリストは、ランダム化比較試験の論文に必ず掲載されるべき項目と文言に関する詳細なリストです。

システマティックレビューとメタ解析にはPRISMAを使います。PRISMA チェックリストは、計画全般および実施プロセス、システマティックレビュー論文の主な要素をカバーします。

疫学の観察研究には、STROBEを使います。これは、コホート、ケースコントロール、そして横断研究に対して、個別のチェックリストからなる報告ガイドラインです。これらは論文執筆のためのチェックリストでありながら、研究をデザインする際にどのような種類のデータを収集する必要があるかを示しているという意味でも、役立ちます。

PRISMAについては、Edanz self-study courses on systematic literature reviewsで、さらに詳しく説明しています。

症例報告には、CAREを使います。多くのジャーナルが症例報告の出版を完全に停止しており、ジャーナルによってはケースシリーズに限り出版していますが、特異な症例や医学的に興味深い状態に関して、特定の領域において短い論文を書く余地はあります。CAREチェックリストは、患者、診断評価、治療的介入法、アウトカムの説明と、なぜその症例が特異で、医学文献に追加されるべきかを記載するように構成されています。

ここで述べた以外にも、多くの研究タイプと、報告ガイドラインがあります。EQUATORウェブサイトの「Library」のページにある、「Search for reporting guidelines」をクリックしてみてください。研究のタイプや臨床領域を選択する、もしくはキーワードを入力することで、オプションを絞り込むことができますよ。

EQUATORは適切なガイドラインを見つけるのに、簡単でわかりやすい、詳細なフローチャートも公開しています。ここ からPDFを確認し、研究に関連するガイドラインを選択するのに役立てましょう。

ジャーナルによっては、どの報告ガイドラインを使うか指定する場合もあります。ジャーナルのウェブサイトで「author guidelines」のページを確認しましょう。ヒトや動物が関わる研究の場合は、特に重要です。 

ポイント! 「You should have used a positive control. You should have registered your protocol. You should have obtained ethical approval to conduct the study.」ジャーナルからこんなメッセージは、受け取りたくないものです。 出版プロセスにおいて、このようなサプライズは悪い徴候です!この時点では、研究デザインのミスを修正するには「時既に遅し」です。そのため、これらのガイドラインは「報告ガイドライン(reporting guidelines)」や「報告(reporting)」と呼ばれ、論文の執筆や出版のためであることを意味していますが、研究を始める「前に」、関連する報告ガイドラインを読むべきなのです。つまり、ガイドラインは研究プロセスのデザインをガイドする、お役立ちアイテムなのです!

EQUATOR ウェブサイトで、さらに役立つ情報を見る事が出来ます。「Toolkits」のセクションでは、科学的なライティングと出版倫理についての実践的なヒントが得られます。

研究プロジェクトを開始する際は、計画、実施、論文執筆に必要な関連するガイドラインのリストを準備します。そうすることで、自信をもってゴールに到達できるのです! 
 
論文執筆と研究発表についてさらに詳しく知りたい方は、こちらから:self-study courses here on Edanz Learning Lab.

あなたの研究のタイプに最適なガイドラインを、見つけましょう!

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